大事に乗るのが迷惑?

人の意見をあまり否定したくはないのですが、ちょっと聞きづてならないというか、「えええ?がっかり!」という意見を見かけました。

車の寿命ってどのくらいですか?というスレッドが立っていたのですが、それに対しての回答。

「いつまででも直す心意気があれば、寿命はこない。いつまででも動いてくれる」という意見がありました。

そうだろうねぇと思って感心していたんですが、他者の回答でこんなモノがあったんですよ。

メンテさえきちんと行なっていれば、何十年でも乗れるということを前提としていました。

ここまでは良かったんですよ。

でも「古い車は排気ガスも汚いし、燃費も悪いので温暖化にも悪影響。

20年経過の後電気自動車が常識になっても、壊れないことを理由にガソリン車に乗られたんじゃ迷惑もいいところ。

車はどうしても環境を破壊するものですから、なるべく環境破壊を小さくするのが人としての良識と良心。

好きだからといって古い車を乗り回すのは褒められたもんじゃない、と続くんです。

なんだななぁと、ちょっと不愉快な気分になりました。

環境負荷の観点

「大事に乗っている人に対して、そういう事は言えない。そういう事をいうならハイブリッドであっても電気自動車であっても環境を破壊しているのにはかわりないので、自分が車を乗らないところから始めなければなりませんね」という意見が後から出ていたので、少々溜飲が下がったのです。

車は車が作られているという時点で、環境負荷がかかっています。

電気自動車になる時点で、電気スタンドなどのインフラも整えねばならず、大きなバッテリーも搭載しています。

根本的なエネルギーの変革がなければ、環境負荷の場所が変わっているだけなんですよ。

車のガソリンが攻撃されたとして、かといって電気自動車とて大きな環境負荷を伴いながら製造されています。

まして日本のように使い捨ての文化であれば、それだけ「使い捨てによって利益を生もう」とするのですから、作り続けますよね。

生産型エネルギーに移行していくこと、CO2の削減は重要な問題ですが、それをいうなら「製造段階での環境負荷」も考えねばならないわけです。

どうも「古い車を大事にのっている人」をターゲットにするのは、お門違いかとも思うのです。

「ガソリンも限られた資源」というのもわかりますよ。

でもこの人はどう考えても「排ガス」などの狭い話をしていますよね。なんか納得ならないのです。

実際は「あまりに早いスパンでオイルを換える」というのも、大きな環境負荷がかかっているんですよ。